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声優になるには?未経験からデビューまでのロードマップ!

声優になるには?
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声優とは、アニメ・ゲーム・映画・ドラマCD・ナレーション・吹き替えなどで声を担当する仕事です。ただ単に台詞を読むだけでなく、キャラクターの感情や個性を表現する高度な演技力が求められます。

最近では、バラエティ番組への出演や雑誌での連載など活躍の幅が広がっています。

声優になりたい!でもどんなステップが必要なの?

未経験から声優になるには、何から始めればいいの?

という方向けに未経験から声優になるまでのロードマップを解説します。

「声優になる」の定義

この記事では、「未経験から声優プロダクションや事務所に所属し、メディアに出演する」ことをゴールとしてロードマップをまとめます。

声優としてデビューするまでのロードマップ

ステップ1 自主練習で基礎力を上げる

小学生、中学生など養成所・専門学校に通える年齢でない方やお金を貯めている段階の方も、まずは自主練習で基礎力を上げましょう。指導を受けなくても今日から始められることがあります。

・発声練習をする

・発音アクセントを意識してニュース番組を見る

・身体を鍛える、体力をつける

・日記をつける

これらはあとのステップに進んだあとも続けていく必要があります。

ステップ2 専門学校・養成所に通う

声優を目指す人の多くが通うのが「声優養成所」と「専門学校」です。年齢やお金など条件がそろったら、どちらかに通うのが良いでしょう。

どちらに行っても声優として活躍するための技術や知識、マインドなどを指導してもらえます。

それぞれに特徴があり、メリット・デメリットを理解して選ぶことが大切です。

主なメリット・デメリットは以下の通りです。

詳しく解説します。

声優養成所

声優養成所は、主に声優プロダクションが運営しており、プロダクションに所属する声優を育成することを目的としています。

メリット
  • 実践的なレッスンを受けられる
  • アピールの機会が多い
  • 費用が比較的安い

実践的なレッスンを受けられる:それぞれの事務所が「こういう声優を育てたい!」という信念を持って指導をしており、養成所での学びを自分のものにできれば、所属オーディションの際、合同オーディションを受ける人より1歩リードできる。

アピールの機会が多い:各事務所に所属している現役の声優や演出家から直接指導を受けることができる。また、養成所には事務所・プロダクションの関係者が出入りしたり、授業をしたりすることもあるので、オーディション以外のアピールチャンスが多い。

費用が比較的安い:養成所によってはレッスン日数が週1で、選択の自由度が高く、バイトや仕事との両立が可能。専門学校よりも学費が安い場合が多い。

デメリット
  • 入所試験がある
  • 事務所の選択肢が少ない

入所試験がある:最初から一定のスキルが求められることもあり、初心者はハードルが高いと感じるかも。

事務所の選択肢が少ない:卒業の際に受けられるのは、直属の事務所のみか、選択肢が多い養成所でも系列の事務所までで、所属オーディションの回数が少ない。

声優専門学校

声優専門学校は、国から認可を受けた学校法人が運営しています。

メリット
  • じっくり学べる
  • サポートが手厚い
  • 事務所の選択肢が多い

じっくり学べる:発声・滑舌・演技などの基礎を週5日しっかり学べる。

サポートが手厚い:卒業後の進路指導やオーディション対策が充実。学んだことを活かして一般企業に           就職したいと思ったときもサポートを受けられる。

事務所の選択肢が多い:卒業時に複数の事務所の合同オーディションが受けられるため、事務所所属のチャンスが養成所に比べて多く得られる。

デメリット
  • 遠回りになることも
  • 学費が高い

遠回りになることも:専門学校を卒業しても、結局は養成所に入り直している人も多い。

学費が高い:2〜3年制の学校が多く、学費が高額になることがある。

どの専門学校・養成所を選ぶかは人生を左右するため、しっかり見極めたいところです。

ステップ3 声優事務所・プロダクション所属のオーディション

専門学校・養成所を卒業したからと言って全員が声優事務所に所属できるわけではありません。事務所所属のためのオーディションがあります。

前述の通り、専門学校では複数の事務所、養成所では直属の事務所1社か、多くて系列数社のオーディションを受けられます。

ここだけ聞くと養成所のオーディションを受ける人の方が不利な印象を受けますが、そうとも言えません。事務所直属の養成所では自社にほしい人材を育成しているので、その事務所に関して言えば専門学校の生徒より有利だと思います。

とにもかくにも、ここでかなりの人数がふるいにかけられ脱落します。

ステップ4 預かり所属、ジュニア所属になる

ここまでたどり着くだけでもかなりの倍率です。これであなたも一応声優です。

しかし、所属オーディションを突破してもそれで安心とはいきません。これすらスタートラインです。

多くの事務所にはお試し期間のような制度があります。業界の慣習で、ジュニア所属、準所属、預かりなど名前はいろいろありますが、この約2年の期間のうちに結果を出せないと契約を打ち切られます。

仕事をもらえるよう、ボイスサンプルの作成やレッスンなどでマネージャーに積極的にアピールしましょう。

ステップ5 仕事をもらいデビュー!

もらった仕事で結果を出し、次も呼んでもらえるように技術や人格を磨いていきましょう。この世界は永遠のトーナメントです。

このルート以外の道

劇団に所属して仕事をもらう

劇団員として仕事をしながら、一部声優の仕事も受けている人もいます。

ステップ3で事務所所属のオーディションに通らなかった人が、劇団に入団してチャンスを狙うというパターンもあります。

一般公募オーディションに合格し事務所に所属する

数はかなり少ないですが、養成所をすっ飛ばして事務所に所属できるオーディションも存在します。基礎ができている自信がある、他の養成所で所属できなかったが諦めたくないという方は挑戦しても良いかもしれません。

ただ気をつけてほしいのは、所属オーディションを謳って、合格後レッスン料と称してお金を支払わせる、ほぼ詐欺の事務所もあります。SNSで「顔出しなしで声優デビュー」など耳触りの良いことが書いてあるものには応募しないようにしましょう。

自分でボイスサンプルを事務所に送る

鬼滅の刃の竈門炭治郎役で知られる、花江夏樹さんのエピソードです。

花江さんは養成所には通わず、憧れだった山寺宏一さんの所属事務所アクロス エンタテインメント公式サイトのメールフォームから、声優になりたいというメッセージとボイスサンプルを送ったそうです。

極端な例ですが、熱意を持って行動を起こせばチャンスをもらえるという好例ですね。

まとめ

声優としてデビューするまでのロードマップを解説しました。

ここまで読んでいただいた方はもう理解していると思いますが、デビューできてもゴールではありません

このサイトでは皆さんが夢を叶えられるよう全力で役に立つ情報を発信していきます。

一緒に頑張りましょう!

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